皆様こんにちは、京都府久御山町 整体治療、鍼灸治療 宮ノ後鍼灸整骨院の院長 齊藤です。

 

「デスクワークだけで力仕事していないのに肘が痛いです。」

 

「趣味で卓球をはじめて肘が痛くなり、整形外科を受診するとテニス肘と言われました。」

 

ラケットでボールを打つ動作を繰り返すテニスをする方に多い症状です。

テニス肘(テニスエルボー)と呼ばれていますが、実際にはスポーツ以外で仕事などでの動作が原因で発症する場合も少なくありません。

頑固な肘の痛みはスポーツだけではなく、仕事や家事などの日常の使い方が原因で発症することが多いです。

そして、患者さんのエピソードの通りテーブルテニス(卓球)でも起こり得ます。

 

肘関節の構造

 

肘関節は上腕骨(肩から肘までの骨)と2本の前腕骨(肘から手首までの骨、橈骨と尺骨)の3本の骨が組み合わされるような構造で機能しています。

そして肘関節の周りにある軟骨や筋肉、腱にサポートされながら安定性を保っています。

上腕骨の外側には、手首や指の伸ばす筋肉の腱が集中して付いています。

この骨と腱の結合部分がもろくなり、痛みが発生するのがテニス肘です。

 

※1883年に、テニスのバックハンドストロークで肘の外側が痛くなる病気として報告されたことから、テニス肘と呼ばれています。

テニスプレーヤーの3割から5割の人が経験したこともあるといわれています。 

 

厚生労働省の発表(平成26年の患者調査(傷病分類編))によると、テニス肘の総患者数は推定1万8000人程度となっています。

 

多少の痛みがあっても安静にしていれば

「なんとなく痛みがマシかなぁ」

「もう治ったかなぁ」

などと思われて放置されることが多いように思います。

 

しかし、実際の生活の中で1日中、手を使わないで安静に保つというのは難しいです。

様子を見ているうちに徐々に症状が進行し、長引く聞いてしまうケースもあるため早期の治療が必要です。

 

 

テニス肘(上腕骨外側上顆炎)とは

 

手首を反らす、強く握るなどの動作や繰り返し手首に負担がかかる動作を行った時に、肘に慢性的な疲労が溜まり、腱の炎症が起こり肘の外側から前腕部にかけて痛みが起こります。

 

《テニス肘は日本語で正式に上腕骨外側上顆炎と呼びます。》

実際に炎症が起きるのは初期だけで、ストレスを受けた腱が治りきらずもろくなる【変性】という状態であることがわかっています。

腱はもともと血行が乏しいため、治りにくいです。

無理に手首と肘の力を使うことで、肘周りの筋や腱の変性や骨膜の炎症が引き起こされます。

この変性は、加齢によっても起こります

 

《症状》

テニス肘はじっとしているとあまり痛みがなく、

「手首を反らせる、腕を内や外に捻る、指を伸ばす」

というような手首を使った動作を行ったときに肘の外側に痛みが起こるのが大きな特徴です。

日常生活では、

・物をつかんで持ち上げる

・ドアノブを回す

・ビンやペットボトルの蓋を開ける

・キーボードを打つ

・タオルを絞る

などの動作をした時に強い痛みを感じます。

症状が進行するとコップが持てないほどの強い痛みを伴うこともあり、日常生活にも支障をきたすようになります。

手は日頃よく使う部分なので、一度発症するとなかなか治りにくいこともあり、症状が進行してしまうと安静にしていても肘がジンジンした痛みが続くようになります。

 

《原因》

テニスを始めとするバトミントンやゴルフ、卓球など手首を動かす動作を繰り返し行うことによる腱へのストレスが加わりやすいスポーツで起こりやすいです。

ラケットでボールを打つときの衝撃は手首から伝わり肘の付け根に影響を及ぼします。

ラケットを振るという同じ動作を何度も繰り返すことでストレスを受け続けた肘の腱の付け根の筋肉が炎症を起こしてしまいます。

週三回以上でテニス肘の発生頻度が上がると言う報告があるように発祥の多くは腕の使い過ぎ(オーバーユース)がほとんどです。

 

《腕を酷使する職業》

スポーツ以外に頻繁に重い荷物を運ぶ仕事や調理をする仕事、建築業など手首をよく使う仕事が原因で発症するケースも多いです。

また、パソコンの操作のように力仕事でなくても、手首を起こしている姿勢を長時間続けることによっても起こります。

 

《加齢や性別》

テニス肘は、30歳から50歳代以降になると発症が多くなります。

これは年齢が上がるにつれて少しずつ、今まで支えられていた腕の筋肉が低下することや、肘の腱の強度が落ちてくることが原因と考えられており、スポーツや職業柄などのはっきりした原因がなく、徐々に痛みが現れてくる場合もあります。

また、テニス肘は性別に関係なく発症しますが、女性は筋力が弱いことや家事などで腕を使う動作が多いことから主婦の方の発症が多く見られます。

《テニス肘の予防方法》

予防には手を使いすぎないと言うことが1番です。

安静を心がけ、症状が落ち着くまでは発症のきっかけとなったスポーツはお休みにする事が大前提ですが、日ごろのケアをしっかり行うで発症の予防や症状の改善に効果が期待できます。

 

①肩や腕のストレッチ

ストレッチはテニス肘の予防だけではなく、痛みの緩和にも効果があります。

肘をぴんと伸ばした状態で手首を曲げ30秒間静止した後リラックスと言うストレッチを数回繰り返すと良いでしょう。

腕全体や手首をゆっくり回すだけでも効果があります。

 

☆ストレッチは即効性はありませんが長期的に見るとリハビリによる治療が最も効果が高いと言う調査報告もあります。

 

②筋力トレーニング

慢性化したテニス肘は、支えである筋力を強化するためのトレーニングが有効です。

軽めのダンベルを使い手首の関節の曲げ伸ばしの運動を行います。

(ただし、痛みや熱感があるときは症状悪化する恐れがあるため中止しましょう。)

 

③肘前腕周囲のツボを使って局所のストレッチ

【肘髎(ちゅうりょう)】

肘を曲げたシワの外側から肩へ向かって親指1本分のところ

 

【曲池(きょくち)】

肘を曲げ、シワが出たところのすぐ下の部分

 

【曲沢(きょくたく)】

肘関節の中央付近にの部分

 

【手三里(てさんり)】

曲池より指3本分(人差し指中指薬指)手首よりの部分

 

【合谷(ごうこく)】

親指と人差し指の間の水かきの部分やや人差し指より

 

※注意点として、強さは痛くなりすぎず心地よい感じる強さで押してください。

自然呼吸は止めずに自然な呼吸で5秒かけてゆっくりと押し離す時も5秒かけてゆっくりと離すを3回繰り返すといいでしょう。

 

【まとめ】

いかがだったでしょうか。

肘の痛みは、放置しても決して根本的な改善にはなりません。

そして、もう一点、日常生活の注意としては手のひらを下にして(回内位)ものを持って動かす事はできるだけしないこと。

手のひらを上に向けて持つのは負担が減らせるので大丈夫です。

☝ ◎ 買い物袋を持つときは肘にかけてください

 

☝ ✖ 上の写真のように持つと肘に負担がかかります

 

痛みは時間とともにおさまることが多いですが、一度もろくなった腱は基本的に再生しません。

もろくなった腱をもとに戻す事はできないため早めのセルフケアをお勧めいたします。

それでも良くならない場合は、ぜひ当院までご相談ください。

肘の痛みを取り、肘に負担のかかる身体の歪みを整えてより良くなって頂けるようにサポートさせていただきます。

 

(柔道整復師、鍼灸師、あんまマッサージ指圧師  齊藤博貴監修)

 

 

宮ノ後鍼灸整骨院はその場しのぎの治療ではなく根本的な改善を目指しています。

 

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