皆様こんにちは、京都府久御山町 整体治療、鍼灸治療 宮ノ後鍼灸整骨院の院長 齊藤です。

 

3月、花粉飛散のいや~な季節がやってきましたね (◞‸◟)

 

実は私、以前までは天気予報で花粉の飛散予測を見るだけでムズムズしてくるレベルの花粉症でした。

自転車に乗っている時にクシャミ連発で縁石に激突したこともあります((+_+))

 

症状の程度に差はあるものの私を例に挙げると

 

鼻が蛇口状態で外出時にはポケットティッシュではなく、箱ティッシュ

 

目を取り出して、まるごと洗いたい衝動に駆り立てられる

 

ノドのかゆくて何かに取り憑かれたようにうがいをする

 

なかなかヘビーな花粉症で、しっかり日常生活にも支障をきたしておりました。

 

今では、改善してそこまでの症状になることはないですが、花粉症は全国的な調査では、国内の約4割の人が患っており、30~40代に多いとされています。

そして、近年では花粉の飛散量の増加とともに、低年齢化が進んでいるとのことです。

 

流行り病ですっかりマスク生活なのに、某ウイルスの300倍のサイズでも花粉症による鼻水、鼻づまり、くしゃみや目のかゆみでお困りの方は本当に多いと思われます。

 

今回のブログではそんな花粉症の原因や症状と薬に頼るだけでなく、東洋医学を用いた対策をお伝えします。

当院では、花粉症には鍼治療を中心におこないますが、家でもできるツボ刺激も併せてご紹介します。

 

花粉症を発症する原因

 

花粉症とは、鼻腔内に入ってきたスギ等の植物の花粉に対する免疫反応によって鼻水等の症状が引き起こされることをいい、季節性アレルギー性鼻炎とも呼ばれます。

季節性アレルギー性鼻炎を引き起こす花粉は、日本では約60種類も存在すると報告されています。

そのため、春先のスギやヒノキ最も多いものの、初夏からのイネ科、秋のブタクサなど花粉は一年中飛んでいます。

 

花粉症の原因物質が鼻腔内の粘膜に付着すると、体内に抗体が作られ鼻の細胞内のマスト細胞という細胞にくっつきます。

その後、再び原因物質が侵入すると、マスト細胞からアレルギー誘発物質が放出されることにより、鼻の神経や血管を刺激して、鼻炎の諸症状を発症鼻水等のアレルギー反応が引き起こされます。

目の症状でも同じく、 花粉が目の粘膜内のマスト細胞にくっつくと、ヒスタミンなどのアレルギー誘発物質を放出され目の神経や血管を刺激して、目の諸症状を発症を起こします。

 

最近では花粉症とハウスダストやダニ・ペットなどが原因とされる通年性アレルギー性鼻炎の併発でほぼ一年中症状に悩まされるという人も少なくありません。

 

 

花粉症でお悩みの方が多くなった原因として挙げられるのは

食生活の変化とストレスです

 

インスタント食品や添加物いっぱいの食事でアレルギー体質になりやすく、睡眠不足や不規則な生活もまた免疫が低下して花粉症を引き起こす原因になっています。

 

やはり、生活習慣を見直し、健康的な食事、規則正しい生活が大切ですね。

 

現代社会では難しいですが少しの心がけで花粉症が楽になるかもしれません。

 

 

花粉症の症状

 

1.鼻(くしゃみ、鼻みず、鼻づまり)

2.目(かゆみ、なみだ、充血など)

3.ノドのかゆみ、皮膚のかゆみ

 

症状の程度には個人差がありますが、他にも頭痛や頭がボーッとしたり身体のダルさ、集中力の低下などにも影響があるのが特徴だといわれます。

花粉症の鍼灸治療

 

鍼などの東洋医学の治療の目的は「免疫力を正常に戻す」ことです。

花粉症になるのは、もともと免疫力が弱い人です。花粉などの異物が体内に入ってきた時に過剰に反応をします。

俗に言うアレルギー体質です

 

鍼灸治療は花粉症のくしゃみ、鼻水、目のかゆみなどの不快な症状の緩和に優れた効果を発揮するだけでなく、治療を継続的に行なうことにより、身体に備わっている自然治癒力を強化し、免疫力を正常に戻すことでアレルギー体質を根本から改善します。

一方、病院で処方されたり薬店で販売される薬のほとんどは、花粉症によって引き起こされる症状を抑えるための対症療法で免疫力を正常に戻すことはできません。また、副作用のリスクもあります。

実際の治療では、体質改善のためのお腹や手足のツボを使用し、全体的な鍼灸治療の他に、花粉症に有効な顔や首のツボに刺鍼します。

(詳しくは鍼灸のページをご覧ください。)

 

それでは、ここからは臨床で良く使うツボでセルフケアにも使える即効性のある顔のツボをご紹介します。

 

薬が手放せないけど副作用で眠気が辛い方はぜひやってみてください。

 

 

自分で簡単にできるツボ刺激

 

顔の鼻の周りや目の周りにあるツボを刺激することで、クシャミ、鼻水・鼻づまりなどの花粉症の症状が一時的ですが改善します。

また、耳介は全身の疾患が投影されていると考えられ、耳介のツボにも症状を和らげる作用があります。

これらのツボを指先で10秒間程度押すのを3~5回繰り返してみてください。

耳介のツボ刺激は耳のじんわりと耳が熱くなるまでゆっくりと揉みほぐします。

その場で、鼻の通りがよくなり、鼻水・鼻づまりが楽になると思います。

 

 

迎香(げいこう)左右の小鼻の脇にあるくぼみ(水色)

印堂(いんどう)眉間のちょうど真ん中の部分(ピンク色)

上星(じょうせい)正中線上の前髪際から入ったところ(白色)

太陽(たいよう)こめかみの凹んだところ(青色)

攅竹(さんちく)眉毛の内端の凹んだところ(緑色)

睛明(せいめい)内眼角の内側(紫色)

承泣(しょうきゅう)眼窩下縁の中央(オレンジ色)

鼻通(びつう)迎香の上、小鼻の横のくぼみ(黄緑色)

まとめ

いかがだったでしょうか。

『花粉症は一度なると一生もの』というのは間違いです。

薬頼らず、食事や生活の改善、セルフケア、適切な治療などで免疫力を正常に戻す(アレルギーの出にくい体)にしていくことが可能です。

どうしても症状が強く出てお困りの方は全体的な鍼治療がオススメです。

一般に症状が悪化すると効果が得られにくくなりますので、症状が出始める前や軽いうちに免疫力・自然治癒力を正常な状態に戻すことにより、不快な症状の発症を抑制し、軽減することが可能です。

東洋医学による花粉症対策は、むしろ予防が重要であると言えます。

早めの対策で症状を抑えて暖かくて気持ちよい春をみんなで迎えましょう\(^o^)/

 

(柔道整復師、鍼灸師、あんまマッサージ指圧師  齊藤博貴監修)

 

 

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