皆様こんにちは、京都府久御山町 整体治療、鍼灸治療 宮ノ後鍼灸整骨院の院長 齊藤です。

皆さん股関節を柔らかくしたいと思ったことはありませんか?

 

『私、昔は体柔らかかってんで(:_;)』

 

『部活してた頃はめっちゃ体柔らかかったけど・・・』

 

などといった

昔は体が柔らかかった自慢 (`・∀・´)エッヘン!!

そして、今はめっちゃ硬い(=_=)

 

という一連のやりとりをよくします。

股関節が柔らかくなるということは様々なメリットがあります。

 

大腿や腰などの筋肉の柔軟性が向上することで、日常の動作やスポーツでのパフォーマンスが向上し、怪我のリスクが減少します。

また、腰回りの筋肉を伸ばすため、正しい姿勢を維持するのに役立ちます。

 

そして、良い姿勢は背中や首の健康にもプラスの影響を与えます。

 

 

今回は、たった1分で股関節が柔らかくなる方法をご紹介いたします。

 

ストレッチといえば、お風呂上がりや寝る前にしている人が多くいるかもしれませんが、実はそれでは物足りません。

股関節、特に開脚の柔らかさで重要になる筋肉は大腿の内側に付く内転筋群です。

 

そして、この内転筋群を柔らかくしていくのに、すごく大切な筋肉があります。

 

骨盤内部でハンモックのように膀胱や子宮など骨盤内の臓器を支える骨盤底筋群という筋肉です。

 

内転筋群と骨盤底筋群、つまり大腿の内側から中心に向かっての筋膜の繋がりである筋肉を柔らかくしていくことで、股関節も一緒に柔らかくなっていきます。

 

 

ちなみに、骨盤底筋群はほとんどの人が硬くなっていて、使い方を忘れがちです。

男性や出産経験のある女性はこの筋肉が全く動いてない可能性が高いです。

当院では柔軟性の向上のためだけではなく産後の整体治療や、泌尿器系のトラブルでお悩みの方にでも骨盤底筋のセルフケアをよくしていただいています。

 

 

 

骨盤と骨盤底筋群

 

 

これは骨盤の骨模型です。

この骨盤の底の尾骨と恥骨・恥骨結合、そして両方の坐骨を結んだ線で立体的なひし形に位置するのが骨盤底筋群です。

この筋肉が多くの場合硬くなっているので、リラックスさせて本来の柔らかさに戻します。

骨盤周りの骨は自分でも分かりやすいです。
坐骨はお尻の左右にある硬い骨で、真ん中の尻尾の部分が尾骨です。
そして恥骨は前側は大事な部分の下あたりです。

 

 

それでは実際にやってみましょう。

 

最初に開脚のチェックしてみます。

 

手を前に倒していきます。

モデルはなかなかの身体の硬さです(:_;)

 

これから骨盤底筋を意識して

まずは仰向けになり、自分で膝を抱えます。

そのあと膝をパカッと外に開き、できるだけ脱力して腕の重みでブラーンと肘を落とします。

 

楽に広げられるところで十分です。

 

とにかく、リラックスして手を載せて手の重みでじわーっと広がる感覚です。

注意点は背中全体が床につき、骨盤が丸まってないことです。

 

そのまま、坐骨の間そして恥骨と尾骨の間を結ぶ四角形(ひし形)をイメージします。

骨盤底筋群に意識を向けて1分間ゆったり呼吸をします。

 

ポイントは息を吸いながら、この四角形(ひし形)が広がるイメージをしながら息をしてください。

イメージが難しい場合は、数回お尻をキュッと締めてみてください。

骨盤底が元々緊張している人は、もう一度その緊張状態を作ってあげることによって、リラックスしやすくなります。

その状態でゆったりとした呼吸だけでオッケーです。

 

それでは開脚で確認です。

 

1分前よりも明らかに柔らかくなっています。

 

痛みに耐えながらの「苦行」のようなストレッチではなく、たったの1分間リラックスしながら骨盤底筋群を呼吸に合わせて意識を向けるだけで柔らかくなりました。

 

 

まとめ

 

いかがだったでしょうか。

柔らかかった頃に戻りましたでしょうか。

骨盤底筋群の動きを取り戻し、柔らかくしていくと、股関節も一緒に柔らかくなります。

そして、股関節の柔らかさは良い姿勢はもとより、肩こり腰痛の予防にもなります。

是非一度お試しください。

 

(柔道整復師、鍼灸師、あんまマッサージ指圧師  齊藤博貴監修)

 

 

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