ぎっくり腰とは

ぎっくり腰はその名の通り、なんの前触れもない突然の激しい腰の痛みをさします。
重いものを持ち上げたときに起こるイメージを持たれている方が多いのではないでしょうか。
意外に思われるかもしれませんが、咳やくしゃみをした拍子や、自販機からでたお釣りを取ろうと屈んだときに起きたという方もいらっしゃいます。
慢性腰痛と比べると炎症が強いのが特徴です。
ぎっくり腰の原因とは?

ぎっくり腰の原因ははっきりしておらず、さまざまな状況で発症します。
偏った身体の使い方の癖などにより、身体に歪みが生じると筋肉や筋膜は常に緊張し、収縮した状態となります。
その状態で不意の動作や急激な動作を行なうと、収縮した筋肉や筋膜が無理に引き伸ばされるため急激な痛みが走るのではないか、と考えられます。
ぎっくり腰は一度起こると頻繁に繰り返す?
前提として、まずは適切な治療を受けていただき身体の歪みを矯正します。
その上で、ご自身の身体の使い方の癖をしっかりと理解して、正しい姿勢を心がけていれば再発のリスクを抑えることは可能です。
ぎっくり腰の治療

ぎっくり腰になりやすい方の特徴として、大腰筋と呼ばれる腰回りの筋肉の動きが悪い方が多いことが挙げられます。
そのため、まずは整体を行ない大腰筋を上手く使えるようにしていきます。それと同時に、身体の歪みも整え再発しにくい身体を作ります。
また、ぎっくり腰を起こす原因というのは腰回りのトラブルだけではありません。炎症が起きている箇所に電気治療やはり治療を施し、症状改善に導きます。
ぎっくり腰のまとめ

筋肉は使わないと、筋萎縮というかたちで1日に0.5%ずつ衰えていきます。そのため、安静のためにコルセットを巻いて寝たきり状態でいても悪循環に陥ってしまう一方なのです。
痛みが強いときに無理するのは良くありませんが、長期の安静というのはあまりお勧めしていません。
当院では、早期に適切な治療を行ない一日でも早く快適な生活を送っていただけるよう全力でサポートします。
突然のぎっくり腰でお困りの方は、ぜひ一度ご来院ください。
(柔道整復師・鍼灸師・あんまマッサージ指圧師 齊藤博貴 監修)