頚椎椎間板ヘルニアとは?
頚椎と頚椎の間には椎間板と呼ばれる組織があり、上下の頸椎を支えるクッションの働きを持っています。
椎間板の内部には髄核(ずいかく)と呼ばれる、ゼリー状の組織があります。
この髄核が後方に飛び出してしまった状態を椎間板ヘルニアといいます。
椎間板の内部には髄核(ずいかく)と呼ばれる、ゼリー状の組織があります。
この髄核が後方に飛び出してしまった状態を椎間板ヘルニアといいます。
ヘルニアが起こる原因とは?
原因としては、スポーツなどの激しい動作により椎間板に負荷がかかることにより起こると考えられています。
また、日常生活において間違った身体の使い方を続けていると発症するともいわれています。
ヘルニアが起こりやすい年齢は?
ヘルニアの好発年齢(起こりやすい年齢)は30代〜50代であるといわれています。
働き盛りの世代ということもあり、不調があっても放置される方が多くみられます。
頸椎ヘルニアの症状
頚椎ヘルニアの原因は首の骨の歪みなので、首や肩、腕にかけて痛みや痺れが起こります。
また、上を向いた時や振り返った時に痛みや痺れが出るという方もいらっしゃいます。
軽度の場合でも肩や背中に強い痛みや痺れを感じたり、握力低下などがみられることもあります。
ヘルニアは長期化しやすい?
長引く方とそうでない方に分かれます。
ヘルニア自体は外に出た異物なのでおおよそ3ヶ月から半年ほどで消滅しますが、痺れが残存するケースもあります。
当院の頸椎椎間板ヘルニアの治療
まずは身体全体をみて、背骨や骨盤をはじめ、ヘルニアの原因となる箇所を探し出します。原因となる箇所が特定できたら、その部分を中心に施術を行ないます。
ヘルニアは多くの場合、いくつかの要因が重なって起きているため、考えられる全ての要因に着目して治療を進めていきます。
また、ヘルニアが消失した後も痺れが残っている場合、歪みが改善されていないことが考えられます。このようなケースでは、電気治療や鍼灸治療を併用して行なうこともあります。
まとめ
当院では、様々な角度から痛みの原因を追求し、根本治療を行なっています。病院のように神経ブロック注射による治療を行うことはできませんが、完治に向けて最大限尽力いたします。
もしかしてヘルニアかな?と思ったら、ぜひ一度ご相談ください。
もしかしてヘルニアかな?と思ったら、ぜひ一度ご相談ください。
(柔道整復師・鍼灸師・あんまマッサージ指圧師 齊藤博貴 監修)